総取扱額は3%減、外国人旅行41%増
鉄道旅客協会が11月27日に発表した主要旅行業11社の10月の旅行取扱額は、前年比2.8%減の3270億1164万円だった。内訳は、国内旅行が7.0%減の1895億7439万円、海外旅行が2.2%減の1099億2531万円、外国人旅行が40.5%増の261億313万円、その他が2.4%減の14億881万円。
総取扱額が前年を上回ったのは、JTB、名鉄観光サービスの2社のみ。分野別で見ると、国内旅行は、名鉄観光サービス、阪急交通社の2社が前年比増だった。海外旅行は3社、外国人旅行は6社が前年実績を超えた。
4月からの累計を見ると、総取扱額は前年同期比1.1%増の2兆1209億1605万円だった。前年同期実績を上回ったのは、JTB、日本旅行、KNT―CTホールディングス、名鉄観光サービス、阪急交通社の5社。
内訳は、国内旅行が0.3%減の1兆2579億4566万円、海外旅行が0.5%増の7205億4193万円、外国人旅行が12.8%増の1318億8371万円、その他が3.3%増の105億4473万円。分野別では国内旅行が日本旅行、名鉄観光サービス、阪急交通社の3社、海外旅行が5社、外国人旅行が6社で前年比増となった。